Hello Wolrd, My son!
今日、我が家に新しい家族を迎えることになったことを報告したい。
彼を家族に迎えるまで、妻は37週と3日を妊婦として過ごし、破水から実に19時間の陣痛に耐え、04分を分娩室で過ごしたんである。
彼女の苦労には実に頭が下がる。
そして、我が息子は今日から見事に兄になった。
37週と3日の長い間、彼には何かにつけて不便を強い、春休みも妻の出産準備のため父の実家で過ごすことになった。彼なりに多くの不満もあったはずだろうに、最初の第一声は「やったぁっ!」
だった。
両親にも、なにかれとなく世話を焼いてもらった。
我が家に新しい家族としてやってきた君よ。君はこんなにも沢山の人の苦労を経て、この世界にやってきた。そして、その皆に笑顔と喜びとで迎えられた。
そのことにいつか、思いをはせて欲しい。
そしてボクは、君の父であるボクは、君がそのことを心から喜べることを願い、そしてそのための努力を惜しまない決意を今日した。君の兄に対してもそうしたように。
いつか、君の兄と君に聞いてみよう。「父は、いつかした決意を守れただろうか?」と。
おもいやりってね
家族みんなが自分勝手なことばかりするところを想像してごらん? いったいどうなっちゃうと思う?
──想像してみたかい?
パパはね、こう思うよ。お家から、笑顔がなくなっちゃうんだ。
それから時間をかけてちょっとずつ、家族がこわれてくんだ。だって、誰だって笑顔のないお家に帰りたいなんて思わないだろ?
それでいいかい? いいわけないよね。
家族だけじゃないよ。お友達だって、学校だって、それから大きくなって仕事をしてても一緒だよ。
だからね、自分勝手なことばかり言っちゃいけないんだ。
じゃぁ、どうしたらいいと思う?
周りをよく観るんだよ。よく観て、想像するんだよ。
何をしてるのかな? 何を考えてるのかな? 何を感じてるのかな? 何をして欲しいのかな?
相手のことが分かればね、きっとどうしたら上手くやれるかわかるはずだよ。おんなじ、ワガママを言いたい時でもね。
お話の仕方を練習しようね
というわけで、年明けからお話を聞けるようになってきたので、お話の仕方の練習を少しずつ始めている。昨日(1/29)もその話しをしたばかり。
で、今日、学校から帰ってきてママがお話を聞こうとしたら、黙り込んでしまい。よくよく聞いてみたら「さいしょ、どういう風にお話したらいいか、うまくまとまらなくて困って」いて、それで黙り続けていたら「こんどは黙ってるのを怒られると思って」テンパってしまったらしい。それで、そのうち泣き出してしまい──ママにこってりお説教を食らってしまったという次第。
パパが帰ってきて、この話を息子から聞き出すのに30分は掛ったかな。でも、前なら1時間かそこらは掛ってたろうから、まぁ、やっぱり進歩したんだろうなぁ。成長していて、良かった良かった──と、思っておこう。