言葉を教えるのって難しいね


 ここしばらくの、うちの息子の宿題は音読。家の人に、音読したのを聞いてもらって練習するんだそうだけど、そのときに『めあて』(どうやら今日の目標, 練習の狙いみたいな事らしい)を決めてやることになっている。


 それで「今日のめあては?」って息子に聞くと「いち!」とか「まるいち!」とか番号*1ばかりを繰り返し言う。


 どうにも言葉の意味がわかってないらしいということで、延々と説明した結果が今日の息子のノートである。

 パパが言ったことをそのままノートに書けばいいんだと思ってるのかどうか。聞いたこと, 自分の書いたことの意味は考えてないし、数分も経てば話したことは端から忘れてる。ノートを見返してご覧、と言ってもどこを見たらいいのかさえ分からないアリサマ。

 ──それで、ついつい。

 ついつい最後には怒鳴ってしまったのである。


 そもそも具体的なモノや動作を示す言葉でないから、説明されて理解するのが難しい言葉なんである。ボクの説明だって決して分かりやすくなかったんである。


 そんなコトさえ棚上げして、忘れちゃって、怒鳴り散らしたりして。


 だいぶみっともない自分に自己嫌悪して意気消沈。

 ゴメンね、パパ、明日からはもっと上手にお話するからね。

*1:音読の履歴を残すカードの裏に、何種類か『めあて』が書いてあって、それぞれ番号が振ってある